欲望と願望～ＮＥＯの部屋～人妻遠隔調教〔小説〕

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10月5日

木原彩（27）
既婚　パート　子供無し　
都内某所在住　

『いけない事だとは、分かっているの…でも…少しだけ…』

彩には、旦那には言えない趣味があった。
ﾁｬｯﾄ。
それもアダルトな内容のサイトが多く、仮想の世界をたのしむのがストレス解消になっていた。時には、エッチな内容のもあったが適当に相手をしていた。それでも相手は、勝手に興奮して文章で彩をたのしませていた。自分も、興奮する事はあったがそれは、夫婦の営みへの多少のアクセントになるだけで其処から何か発展かんあることなどなかった。

今日までは…

『今日も、あの人は仕事遅いみたいだし…いつものﾁｬｯﾄ…覗いてみようかしら』

彩:こんばんは
武:はじめまして、よろしく
彩:こちらこそ、よろしくお願いします
武:はじめましてかな？
彩:はい、はじめましてです。人妻ですが、大丈夫ですか？
武:問題ないですよ。私も既婚だしね。彩さんは、いくつ？
彩:27です。武さんは？
武: 38。ちょっと年上だけど、平気かな？
彩:はい、年上の方好きです。
武:『はい』だなんて、素直だね。可愛いよ。
彩:可愛いだなんて…
武:素直な女性は反応が可愛らしくて好きですよ。よくこのﾁｬｯﾄを利用してるのかな？
彩:時々…
武:私のコメントが、気になって入ってくれたんだよね？
彩:あ、はい
武:そっか。具体的に、どのフレーズが一番気になったかな？
彩:えっと…あの……遠隔調教…というのが、どういったものなのかなと…
武:遠隔調教は、簡単に言うと直線会ったりしないでメールや電話なので彩さんを調教していくことかな。彩さんみたいに、家庭を持っていると「会う」という事に抵抗はあるけれどもアブノーマルな世界には興味ある女性って結構いるんだよね。
彩:あ、はい。わかります…
武:彩さんは、アブノーマルなプレイの経験はあるのかな？
彩:えっと…少し…
武:それは、今の旦那さんと？
彩:いえ…以前…お付き合いした方と…
武:元彼とのプレイが忘れられず、ここに来たんだね。可愛い奥さんだ。

武のコメントにひかれ入室してしまった、あの時から彩の日常に非日常がもぐりこみはじめた…

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